カヴェコのブラススポーツ ローラーボール
ここに至るまでに2年かかりました。
最初にカヴェコのブラススポーツ 万年筆を手に入れたのが約2年前。
あれからすっかりカヴェコと真鍮に魅せられてしまいました。
真鍮といえば、中学時代の技術家庭科の授業で真鍮で文鎮を作ったあの日、なんか金みたいな素材でかっこいいなと思って以来二十数年…。
久しぶりの真鍮かっこいいな、だったのです( *´艸`)
で、あとは、カヴェコのデザインのカッコよさも相まって、真鍮の製品を一通りそろえたいという気持ちになってから、妻さんのご機嫌を取りながらコツコツと揃えました。
ブラススポーツの万年筆に始まり、ペンシルスペシャル、スケッチアップと来て、最後にとうとう今回ローラーボールを手に入れました(=゚ω゚)ノ!
真鍮の魅惑
あの日、僕は丸善でカヴェコのブラススポーツと出会いました。
その時展示してあったのは、たしか、ブラススポーツの万年筆、ローラーボール、ペンシルスペシャルだったように記憶しています。
他にも、アルスポーツや他のモデルもあったように思いますが、その時僕の心をとらえらのは、ブラススポーツの万年筆。
あの時並んでいた3本のブラス製の筆記具がとても印象的でした。
そして、そこにスケッチ用クラッチペンシルのスケッチアップも加えて、僕の中でこの4本がいつかは揃えたいカヴェコの筆記具になりました。
どれも気軽に買える値段ではなかったので、とても思い入れと達成感があります( *´艸`)
最後の憧れ!ブラススポーツ ローラーボール
最後の1本だったローラーボール。
ほぼ諭吉さん一人分の価格なので、サクッと買える値段ではないです。
まずケースはこんな感じで、紙製のスリーブに缶ペンケースが入っています。
これね。
サイズ感は、ブラススポーツの万年筆と同じなので、ケースも一緒。
開けるとこんな感じのセットになっています。
ブラススポーツ ローラーボール本体
取説と保証書的なのも
歴史的なウンチクペーパー
ステッカー
久しぶりのこの輝き( *´艸`)
キャップは削りだしのような細かな傷があるような落ち着いたピカピカ質感。
ペン本体はなめらかピッカピカな質感です。
キャップをクルクルとはずすと本体はこんな感じになっています。
このスポーツシリーズはキャップを軸尻にはめて使うことを前提としているので、本体もとても短いです。
更に分解。
リフィル(替え芯のことです)はパーカータイプってやつです。
ジェットストリームでもこのパーカータイプは出ているのでペンの描き味は使う替え芯によって変えられます。
でも、このカヴェコの純正もなかなかいいです。
てか、かなりイイです。
ローラーボールは基本的に水性ペン。
ボールペンが基本的に油性インクのペン。
つまり、このペンは水性ペンでしかも太めのペン先なので、サラサラっとストレスなく書けます。
ここはいい意味で意外でした( *´艸`)
で、こんな感じで使います。
収納時は長さが約106mm、筆記時は約127mmの長さになります。
で、重さは約47g。
筆記具の47g って結構な重さです。
カヴェコの筆記具の中でも最も重みがあるみたいです。
ブラススポーツ 万年筆は確か44gくらいだったと思いますが、コチラも使用感はずっしりとしていて安定感があります。
僕は軽いものよりも、重みがあって安定している方が使いやすく感じるのでこの重さは最高です( *´艸`)!
で、なんと言ってもこのデザインが最高にカッコイイ!!!!
元々、ブラススポーツの万年筆からこのカヴェコの世界に入りましたが、このローラーボール。
万年筆と同等、か、むしろそれ以上です( *´艸`)
クラシックなような、モダンなような、それでいて高級感と道具感がすべてがバランスよく表現されているじゃないですか。
このキャップを軸尻につけた状態のフォルムが一番好きです。
こんなカッコイイ筆記具はなかなかないです。
もちろんもっと高級な筆記具や魅力的なブランドはこれ以外にもいっぱいあります。
でも、カヴェコのちょうどいい高級感と道具感とこのデザインの組み合わせは、新しい価値観を生んでいます。
カヴェコってシュプリームとコラボして筆記具を販売することがあります。
シュプリームは僕は全くと言っていいほど詳しくないですが、ストリートファッションが好きな若い子はたいていシュプリームの服を持っていると思っています( ゚Д゚)
そんなシュプリームがかつて真っ赤なアルスポーツにシュプリームのロゴを入れたものを販売していました。
基本的にアルスポーツも、ブラススポーツも形はほとんど変わりません。
シュプリームは僕は今更もう着れませんが、あの真っ赤なアルスポーツは真剣に買おうかどうしようか悩みました( ゚Д゚)
で、結局まあ、コラボのプレミア感もいいけど、まずはベーシック!てことで購入は見送りました(@_@)
いや、でもカッコいいですよ、この真っ赤なローラーボールも。
ちょっとオマケで僕の気持ちをちょいと書きます
僕は言いたいことがあります。
ここからはかなり話がそれるので、読み流してもらっても構いません(ΦωΦ)
ファッションが好きとかおしゃれな人はあこがれの対象になりやすいのに、文房具が好きですっていうと大体の人の反応は、へー意外、珍しいねとか、変わってるね(゚Д゚)ノ的なものが殆どです。
つまり、ファッションとかと比べると、どうしてもちょっとマニアックで陰キャラなイメージになっちゃうんです。
文房具って。
実際、おじさんやおじいさんの趣味、学校でも陰キャラの趣味、地味、マニアック、ちょっとやばいやつ、ダサい(゚Д゚)みたいなイメージは僕にもちょっとあります。
でもロディアとかやっぱカッコイイでしょ?
カヴェコやラミーとか、もっと他にもいろいろカッコイイ文房具はいっぱいあります。
逆に洋服や靴はお金かけてこだわってカッコいいのに、使ってるノートや筆記具にはこだわらないのはもったいないなって思います。
安い文房具がダメとかってわけじゃなくて、100均のノートでもペンでも十分て人もいると思いますし、いいと思います。
僕は文房具にも、ファッションに通ずる魅力があるっていう事をもっと広めたいと思っています。
シュプリームは着ないけど、カッコいいと思うデザインもいっぱいあります。
もう少し若ければなと、時の流れに文句を言いたくなります。
服と一緒で、みんな絶対に必要な物なのでもっとみんなに伝わればいいなと思います。
文房具の雑誌とかもそうだけど、なんか若いくてファッションの感性がある人に向けての記述は皆無だもんな。
だいたい、そもそも雑誌を作っている人たち自体にそういう感性が欠落しているんだろうな、きっと。
ファッション雑誌にたまにカッコいい文房具が紹介されていることはあるけど、文房具の雑誌にカッコイイ服って載っててないもん( ゚Д゚)
結局そういう関係なんだと思います。
カッコいい人たちがもっともっとカッコいい文房具を使っていたら、もっとワクワクするのになと思いつつ、話がだらっとしてきたのでこの辺で。
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