ラミー サファリ/アルスターの万年筆おすすめの字幅は?
はじめてラミーのサファリ/アルスターの購入を検討しているあなた!
こんな悩みはありませんか?
・ペン先の字幅がどれが良いかわからない
・そもそも字幅があることを知らなかった
・サファリとアルスターの違いが判らない
そんな悩みを解消します!
ラミー サファリとアルスターの違い
ラミー サファリとアルスター。
同じ形に見えるのにアルスターの方が高い(;´Д`)
この2つのモデルの大きな違いは素材!
サファリは樹脂なのに対し、アルスターはアルミでできています。
また、アルスターの方がやや軸も太めに作ってあります。
まだサファリもアルスターも何が何だか意味がよく分からなかった頃、どちらを買えばよいかわからず、
高い方買っとけば間違いあるまい(゚Д゚)ノ
との浅はかな理由でアルスターを購入したことがあります。
結果的に僕は買ってよかったのですが、初めての1本で買うならばサファリの方が良いという人も中に入ると思います。
サファリはカラー展開も多くポップなラミーの代表的なモデル、アルスターは大人がビジネスシーンでも使いやすいモデルです。
簡単に違いを説明するとこんな感じの2モデルです(@_@)
しかし、実際は見た目もほとんど変わらないし、インクカートリッジやコンバーターは同じものを使えるし、ペン先も共通なので、使用感や好きなカラーで選べばいいでしょう。
サファリ/アルスターのペン先の種類はこの3つ!
ラミーサファリ/アルスターのペン先にはEF/F/Mの3種類があります。
EFが一番細く、Fが中間、Mが太い字幅です。
よーく見るとペン先の尖り方が違うのがわかりますが、パッと見はほとんど区別できません
実際に筆記してみるとこんな感じです。
写真では分かりづらいですが、MとEFを比べると線幅の大きさの違いがハッキリとあります。
EFが一番細いですが、国産万年筆のEFと比べると太く、国産万年筆のFくらいの太さの印象です。
ちなみにカヴェコ ブラススポーツのEFはラミーのものより細く、国産のEFとも同等の太さです。
M字では画数の多い文字を小さく書くには不向きだと思います。
字幅ごとの書き味の違いは?
書き味は細めのEFとFがカリカリと紙をひっかくような感触です。
Mに関しては紙面をなでるように滑らかに書くことができます。
万年筆としては安価でスチールのペン先でこの感覚が得られるのはさすがにラミーといったところです。
どちらの筆記感覚がイイかというのは個人の感覚になってしまうのでどちらがイイとは一概には言えません。
しかし、通常万年筆は筆圧をかけずに滑るように書けることが良いとされているので、そういう意味ではこのM字の書き心地は、ほかの同価格帯の万年筆では味わえないと思います。
ペリカンのスーベレーンともまた違った滑らかさがあります。
安価な万年筆であるにもかかわらず、ラミー サファリの熱心なコレクターがいるというのもうなずけます。
それぞれの字幅のオススメ用途は?
EF字は、おそらくラミー サファリの中で一番売れている字幅だと思います。
日本語を書く際、画数の多い漢字を書くにはMは太く扱いづらいです(;´Д`)
主な用途は手帳やスケジュール帳への記入に適しています。
しかし、国産の万年筆と比べると太いのでそのあたりはやっぱり劣ると思います。
それでもラミー サファリ/アルスターが選ばれるのはデザインだと思います。
F字は、もう少し太めの字幅なので、メモ書きをサラッとするのに適しています。
描き心地もEFより幾分なめらかなので書きやすいと思います。
細すぎず、太すぎず、絶妙な太さです。
実は一番汎用性があるのはこのF字じゃないかなと思っています。
M字は、万年筆といえば醍醐味はこの太さ、といえる字幅です。
手紙をしたためたり、アイデアを練ったりすることに適していると思います。
手紙には太めでたっぷりのインクフローによる強弱がつくので、表現の幅が広がりやすいと思います。
アイデアを練る際にも滑らかにペン先が動き、筆圧も必要ないので無駄な力が入らず、思考の妨げになりにくいのです( *´艸`)
こんな感じで、ラミー サファリ/アルスターの購入の際の参考になればいいなと思います( *´艸`)
どの字幅も適した用途で使えば、とても便利でデザイン性のある万年筆だと思います。
一目でラミーの万年筆とわかる、そのステキなデザインの万年筆を是非手に入れてみてください!
コメント
はじめまして、ブログランキングからきました。
同じような文房具に見えても、字を書いてみると、違ってくるんですね。勉強になりました。
Ayuさんはじめまして(´Д`)
そうなんです、使ってみると全然違いますよ( *´艸`)
試し書きができるお店で実際に手に取ってみるのがいいと思います。
僕も使ってみて自分の好みを知りました。